
(株)ハートマッスルトレーニングジム代表
主体的人生を構築する人材育成トレーナー
桑原規歌です。
今日のテーマは
「知識で得た理論と体験から導き出した理論の違い」です。
保健室コーチングは
桑原が学んだ脳科学やNLPなどが
背景理論となっています。
NLPは、短時間で変化を起こす
さまざまな手法があります。
しかし、NLPは心理療法なので、
基本的な原理原則をもとに
「教育」という視点で
アレンジを加える必要がありました。
保健室という教育の現場で
桑原がこだわったのは
「生きる力」でした。
子ども達の「生きる力」を高めるために
NLPで学んだ理論や手法を
どう再構築するかが
課題でした。
こうした試行錯誤をしながら
ひとつのコンテンツにまとめたのが
保健室コーチングです。
実践を重ねるうちに
頭でわかっていたことの
本当の意味が初めて腑に落ちる
ということは
沢山ありました。
面白いことに
成功したことより
失敗した事例の方が
沢山の気づきを
引き出してくれました。
失敗すること=ダメ
と考えるとそこで終わり。
しかし、
次の試行錯誤のための
沢山の材料を与えてくれる
と考えると
そこにたくさんの発見が
あります。
知識で得た手法だけでやろうとすると
「こうなるはず」が
「ならない!」となることが
山ほど起きてきます。
それを材料に
またいろいろ考える。
それを積み重ねていくと
「あ!こういうことか」
という気付きが起きます。
その気づきは
頭でわかった手法や理論の
もう一つ奥にある
暗黙知のようなもの
「これって、
そういう意味だったんだ」
と、再度テキストを開くと
なんと、テキストの
隅っこに小さな文字で
同じことが書いてあるのです。
その時には
ちゃんと聞いているんです。
体験と繋がらないから
ただのメモで終わっているのです。
保健室コーチングコース修了生に
何度もテキストの理論の部分
を読み返しなさい
と伝えているのは
自分のこうした
体験があるからです。
ワークの手順ばかり見ていては
気づきは得られないのです。
私が師事した
山崎トレーナーが
「本当の学びの場は
セミナー会場ではなく
あなたの現場です」
と何度も
おっしゃっていました。
学んだことを
正確にやることなど
何の意味もない!と。
知識として理解した「理論」を
自分の実生活での体験を通して
腑に落とす時
本当に役立つのは
「うまくいかない体験」です。
上手くできた体験ばかりでは
そこを検証するための
材料としては不十分です。
そもそも、うまくいったことは
検証もしないのです。
上手くいったことばかり
集めようとすると
「やり方」がすごいんだと
手法にとらわれるようになります。
そのすごいやり方を
伝えようとします。
自分が陥る失敗の背景にあるものは
多くの人が
同じように陥るポイントでも
あります。
そこに気づくと
同じことを伝えても
相手に伝わる深さは全く違います。
失敗があると
上手くいかなかった時と
何が違うのかを
分析する材料が
沢山あるということです。
なんだ、これ
すでに、学んでいることだった!
ということであっても
よいのです。
逆にそれこそが大事!
同じ理論や手法でも
体験が乗っていると
ことばが真実になります。
失敗しなさいと言っているのではなく
上手くいったことばかりを
並べ立てても
相手には「この人すごいな」
と思われるだけです。
上手くいかないジレンマには
ものすごい宝が眠っているのに
上手くできない自分は
ダメなんだと思い込んで
そこにしっかりと
目を向けないのは
ものすごくももったい
ということです。
現在、受講生コミュニティで
講師チームによる
さまざまなオンライン講座が
開催されています。
そこには
その講師自身が
「うまくいかない」ジレンマから
逃げることなく
導き出した理論があります。
決して新しいものではなく
結局は
自分が学んできた既知の理論
なのです。
しかし、
もがき苦しんだ体験から
再構築する中で気づいた
自分のつまづきの原因を
どうやって受講者と
共有しようか
その人の現場で
活用できるように
再現性のあるものにしていくか
そのためには
どんなワーくシートを
作成すればよいのか?
そこを考えている
講師は
シンプルながら
ものすごい説得力が
あるのです。
これは、講師をするとか
しないとかではなく
子ども達や部下、同僚に
何かを伝える場合も
同じです。
すごいと言われる実績や
完成された
素晴らしいものより
不完全ながら
マイナスもプラスも乗り越えた
泥臭さから生まれた
ワークシートや
思考法が
相手の現実に
生かされるのです。
それでは
今日も、今日も素敵な1日を!
【今日の1冊】
失敗を生かす仕事術 (講談社現代新書)
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