給食のときに、職員室でこんな会話が聞こえました。
とってもNLP的だったので,面白くてずっと聞いていました。
今日のメニューはカレーでした。
Aさん「ぼくが以前いた地区では,給食にレバーがはいっていたんだ。そのレバーの感触やにおいがどうしてもいやで,残す子がたくさんいた。だから,カレーの時は,残菜が多かったんだ。それで,そのうちにカレーにレバーを入れるのをやめたんだけど,それでも,カレーの残菜の量は多いまま。子どもは,反射的に給食のカレーは食べれないっていうのができちゃったんだ。子どもの大好きなカレーに入れるなんてやっぱりよくないな」
まさに,NLPでいうところの,「記憶は感覚と結びついている」・・・です。
給食の食缶に入ったカレーを見るとそのときのにおいとかそれに伴った味とか感触とか食べれないという思いが重なってしまうのかもしれません。
人間の記憶って,そうなんです。記憶と一緒に感覚がつながっているです。
だから,思い出がある曲を聴くとそのときの情景や気持ちや感情がいっしょに思い出されて,
泣けてきたりすることってあるでしょう?
さて,話を戻します。
そのレバー入り給食の話を聞いていた他の先生が「
給食センターの人としては,大好きなカレーだからこそ,食べてくれるんじゃないかって思ったんだよね。きっと。」
・・・なるほど。立場を変えるとそういう考えだったのかもしれませんね。
しかし,子ども達にとっては,あまりよい結果とならなかったみたいです。
ふだんの生活の中でも,けっこう私たちってこれに似たことをしているのかもしれないなぁと思いました。
「相手のため」と思うことが独りよがりだったりする。
そして,その期待がはずれた時,がっかりしたりする。
本当に相手の立場に立つって,ほんとうに難しいんだよね~と,ひとりで納得していました。